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貨物軽自動車運送約款
目次
第一章総則(第一条・第二条)
第二章運送業務
第一節通則(第三条・第五条)
第二節引受け(第六条―第十六条)
第三節積込み又は取卸し(第十七条)
第四節貨物の受取及び引渡し(第十八条―第二十六条)
第五節指図(第二十七条・第二十八条)
第六節事故(第二十九条―第三十一条)
第七節運賃及び料金(第三十二条―第三十七条)
第八節責任(第三十八条―第五十条)
第九節連絡運輸(第五十一条―第五十八条)
第三章附帯業務(第五十九条―第六十一条)
第一章総則
(事業の種類)
第一条当店は、貨物軽自動車事業を行います。

.当店は、前項の事業に附帯する事業を行います。
(適用範囲)
第二条当店の経営する貨物軽自動車運送事業に関する運送契約
は、この運送約款の定めるところにより、この運送約款に定め
のない事項については、法令又は一般の慣習によります。

.当店は、前項の規定にかかわらず、法令に反しない範囲で、
特約の申込に応じることがあります。
第二章運送業務
第一節通則
(受付日時)
第三条当店は、受付日時を定め、店頭に掲示します。

.前項の受付日時を変更する場合には、あらかじめ店頭に提示
します。
(運送の順序)
第四条当店は、運送の申込みを受けた順序により、荷物の運送
を行います。ただし、腐敗又は変質しやすい荷物を運送する場
合その他正当な事由がある場合は、この限りでありません。
(引渡期間)
第五条当店の貨物の引渡期間は、次の日数を合算した期間とし
ます。
一発送期間貨物を受け取った日を含め二日
二輸送期間運賃及び料金の計算の基礎となる輸送距離百七
十キロメートルにつき一日、ただし、一日未満の端数は一日
とします。

.前項の規定による引渡期間の満了後、貨物の引渡しがあった
ときは、これをもって延着とします。
第二節引受け
(貨物の種類及び性質の確認)
第六条当店は、貨物の運送の申込みがあったときは、その貨物
の種類及び性質を明告することを申込者に求めることがありま
す。

.当店は、前項の場合において、貨物の種類及び性質につき申
込者が告げたことに疑いがあるときは、申込者の同意を得て、
その立会いの上で、これを点検することがあります。

.当店は、前項の規定により点検をした場合において、貨物の
種類及び性質が申込者の明告したところと異ならないときは、
これにより生じた損害の賠償をします。

.当店が、第二項の規定により点検をした場合において、貨物
の種類及び性質が申込者の明告したところと異なるときは、申
込者に点検に要した費用を負担していただきます。
(引受拒絶)
第七条当店は、次の各号の一に該当する場合には、運送の引受
けを拒絶することがあります。
一当該運送の申込みが、この運送契約によらないものである
とき。
二申込者が、前条第一項の規定による明告をせず、又は同条
第二項の規定による点検の同意を与えないとき。
三当該運送に適する設備がないとき。
四当該運送に関し、申込者から特別の負担を求められたとき。
五当該運送が、法令の規定又は公の秩序若しくは善良の風俗
に反するものであるとき。
六天災その他やむを得ない事由があるとき。
(運送状等)
第八条荷送人は、当店の請求があったときは、次の事項を記載
した運送状を署名又は記名捺印の上、一口ごとに提出しなけれ
ばなりません。
一貨物の品名、品質及び重量又は容積並びにその荷造りの種
類及び個数
二集荷先及び配達先又は発送地及び到着地(団地、アパート
その他高層建築物にあっては、その名称及び電話番号を含む。)
三運送の扱種別
四運賃、料金、立替金その他の費用(以下「運賃、料金等」
という。)の支払に関する事項
五荷送人及び荷受人の氏名又は商号並びに住所及び電話番号
六運送状の作成地及びその作成年月日
七高価品については、貨物の種類及び価額
八品代金の取立てを委託するときは、その旨
九運送保険に付することを委託するときは、その旨
十その他その貨物の運送に関し必要な事項
(高価品及び貴重品)
第九条この運送契約において高価品とは、次に掲げるものをい
います。
一貨幣、紙幣、銀行券、印紙、郵便切手及び公債証書、大蔵
省証券、株券債権、商品券、その他有価証券並びに金、銀、
白金その他貴金属イリジウム、タングステンその他の稀金属、
金剛石、紅玉、緑柱石、琥珀、真珠その他の宝玉石、象牙、
べっ甲、珊瑚及び各製品
二美術品及び骨董品
三容器及び荷造りを加え一キログラム当たりの価格が二万円
を超える貨物(動物を除く。)

.前項第三号の一キログラム当たりの価格の計算は、一荷造り
ごとに、これをします。

.この運送契約において貴重品とは、第一項第一号及び第二号
に掲げるものをいいます。
(運送の扱種別不明の場合)
第十条当店は、荷送人が運送の申込みをするに当たり、運送の
扱種別その他その貨物の運送に関し必要な事項を明示しなかっ
た場合は、荷送人にとって最も有利と認められるところにより、
当該貨物を運送します。
(荷造り)
第十一条荷送人は、貨物の性質、重量、容積、運送距離及び扱
種別等に応じて、運送に適するように荷造りをしなければなり
ません。

.当店は、貨物の荷造りが十分でないときは、必要な荷造りを
要求します。

.当店は、貨物の荷造りが十分でない貨物であっても、他の貨
物に対し損害を与えないと認め、かつ、荷送人が書面により荷
造りの不備による損害を負担することを承諾したときは、その
運送を引き受けることがあります。
(外装表示)
第十二条荷送人は、貨物の外装に次の事項を見やすいように表
示しなければなりません。ただし、当店が必要がないと認めた
事項については、この限りではありません。
一荷送人及び荷受人の氏名又は商号及び住所
二品名
三個数
四その他運送の取扱いに必要な事項

.荷送人は、当店が認めたときは、前項各号に掲げる事項を記
載した荷札をもって前項の外装表示に代えることができます。
(貨物引換証の発行)
第十三条当店は、荷送人の請求により貨物引換証を発行する場
合には、貨物の全部の引渡しを受けた後、これを発行します。
ただし、次の各号の貨物については、これを発行しません。
一貴重品及び危険物
二植木類、苗及び生花
三動物
四活鮮魚介類その他腐敗又は変質しやすいもの
五流動物(酒類、酢類、醤油、清涼飲料水及び発火又は引火
等の危険性のない油類を除く。)
六汚わい品
七品代金取り立ての委託を受けた貨物
八ばら積貨物
(動物等の運送)
第十四条当店は、動物その他特殊な管理を要する貨物の運送を
引き受けたときは、荷送人又は荷受人に対して次に掲げること
を請求することがあります。
一当店において、集荷、持込み又は受取の日時を指定するこ
と。
二当該貨物の運送につき、付添人を付すこと。
(危険品についての特則)
第十五条荷送人は、爆発、発火その他運送上の危険を生ずるお
それのある貨物については、あらかじめ、その旨を当店に明告
し、かつ、これらの事項を当該貨物の外部の見やすい箇所に明
記しなければなりません。
(連絡運輸又は利用運送)
第十六条当店は、荷送人の利益を害しない限り、引き受けた貨
物を他の運送機関と連絡して、又は他の貨物自動車運送事業者
の行う運送若しくは他の運送機関を利用して運送することがあ
ります。
第三節積込み又は取卸し
(積込み又は取卸し)
第十七条貨物の積込み又は取卸しは、当店の責任においてこれ
を行います。

.シート、ロープ、建木、台木、充てん物その他の積付用品は、
通常貨物自動車運送事業者が備えているもの除き、荷送人又は
荷受人の負担とします。
第四節貨物の受取及び引渡し
(受取及び引渡しの場所)
第十八条当店は、運送状に記載され、又は明告された集荷先又
は発送地において荷受人又は荷受人の指定する者から貨物を受
け取り、運送状に記載され、又は明告された配達先又は到達地
において荷受人又は荷受人の指定する者に貨物を引き渡します。
(管理者当に対する引渡し)
第十九条当店は、次の各号に掲げる場合には、当該各号に掲げ
る者に対する貨物の引渡しをもって荷受人に対する引渡しとみ
なします。
一荷受人が引渡先に不在の場合には、その引渡先における同
居者、従業員又はこれに準ずるもの。
二船舶、寄宿舎、旅館等が引渡先の場合には、その管理者又
はこれに準ずる者。
(留置権の行使)
第二十条当店は、貨物に関し受け取るべき運賃、料金又は品代
金等の支払いを受けなければ、当該貨物の引渡しをしません。

.商人である荷送人が、その営業のために当店と締結した運送
契約について、運賃、料金等を所定期日までに支払わなかった
ときは、当店は、その支払い受けなければ、当該荷送人との運
送契約によって当店が占有する荷送人所有の貨物の引渡しをし
ないことがあります。
(貨物引換証の受戻証券性)
第二十一条当店は、貨物引換証を発行したときは、これと引換
えでなければ、貨物の引渡しをしません。

.貨物引換証の所持人が貨物引換証を喪失したときは、その者
が公示催告の申し立てをし、かつ、その貨物引換証の正当な権
利者であることを示して相当の担保を提供した後でなければ、
当店は当該貨物の引渡しをしません。

.前項の担保は、除権判決の確定後、これを返還します。
(指図の催促)
第二十二条当店は、荷受人を確知することができない場合は、
遅滞なく、荷送人に対し、相当の期間を定めて貨物の処分につ
き指図すべきことを催促することがあります。

.当店は、次の場合には、遅滞なく、荷送人に対し、相当の期
間を定め、その貨物の受取を催促し、その期間経過の後、さら
に、荷送人に対し、前項に規定する指図と同じ内容のことを催
促することがあります。
一貨物の引渡しについて争いがあるとき。
二荷受人が、貨物の受取を怠り、若しくは拒み、又はその他
の理由によりこれを受け取ることができないとき。
(引渡不能の貨物の寄託)
第二十三条当店は、荷受人を確知することができない場合又は
前条第二項各号に掲げる場合には、荷受人の費用をもってその
貨物を倉庫営業者に寄託することがあります。

.当店は、前項の規定により貨物の寄託をしたときは、遅滞な

、荷送人又は荷受人に対し通知します。

.当店は、第一項の規定により貨物を寄託した場合において、
倉庫証券を作らせたときは、その証券の交付をもって貨物の引
渡しに代えることがあります。

.当店は、第一項の規定により寄託した場合の引渡しの請求が
あった場合において当該貨物について倉庫証券を作らせたとき
は、運賃、料金等及び寄託に要した費用の弁済を受けるまで、
当該倉庫証券を留置することがあります。
(引渡不能の貨物の供託)
第二十四条当店は、荷受人を確知することができない場合又は
第二十二条第二項各号に掲げる場合には、その貨物を供託する
ことがあります。

.当店は、前項の規定により貨物の供託をしたときは、遅滞な

、その旨を荷送人は荷受人に対して通知します。
(引渡不能の貨物の競売)
第二十五条当店は、第二十二条の規定により荷送人に対して指
図すべきことを求めた場合において、荷送人が指図をしないと
きは、その貨物を競売することがあります。

.当店は、前項の規定により貨物の競売をしたときは、遅滞な

、その旨を荷送人は荷受人に対して通知します。

.当店は、第一項の規定により競売をしたときは、その代価の
全部又は一部を運賃、料金等並びに指図の請求及び競売に要し
た費用に充当し、不足があるときは、荷送人にその支払を請求
し、余剰があるときは、これを荷送人に交付し、又は供託しま
す。
(引渡不能の貨物の任意売却)
第二十六条当店は、荷受人を確認することができない場合又は
第二十二条第二項各号に掲げる場合において、その貨物が腐敗
又は、変質しやすいものであって、第二十二条の手続きをとる
いとまがないときは、その手続きによらず、公正な第三者を立
ち会わせてこれを売却することがあります。

.前項の規定による売却には、前条第二項及び第三項の規定を
準用します。
第五節指図
(貨物の処分権)
第二十七条荷送人又は貨物引換証の所持人は、当店に対し、貨
物の運送の中止、返送、転送その他の処分につき指図すること
ができます。

.前項の規定する荷送人の権利は、貨物が到着地に達した後荷
受人がその引渡しを請求したときは、消滅します。

.第一項の指図をする場合において、当店が要求したときは、
指図書を提出しなければなりません。

.貨物引換証の所持人は、第一項の指図をしようとする場合は、
当該貨物引換証を提示しなければなりません。
(指図に応じない場合)
第二十八条当店は、運送上の支障が生じるおそれがあると認め
る場合には、前条第一項の規定による指図に応じないことがあ
ります。

.前項の規定により、指図に応じないときは、遅滞なく、その
旨を荷送人又は貨物引換証の所持人に通知します。
第六節事故
(事故の際の措置)
第二十九条当店は、次の場合には、遅滞なく、荷送人又は貨物
引換証の所持人に対し、相当の期間を定め、その貨物の処分に
つき指図を求めます。
一貨物の著しい滅失、き損その他の損害を発見したとき。
二当初の運送経路又は運送方法によることができなくなった
とき。
三相当の期間、当該運送を中断せざるを得ないとき。

.当店は、前項各号の場合において、指図を待ついとまがない
とき又は当店の定めた期間内に前項の指図がないときは、荷送
人又は貨物引換証の所持人の利益のために、当店の裁量によっ
て、当該貨物の運送の中止若しくは返送又は運送経路若しくは
運送方法の変更その他の適切な処分をすることがあります。

.第一項の規定による指図には、前条の規定を準用します。
(危険品等の処分)
第三十条当店は、第十五条の規定による明告及び明記をしなか
った爆発、発火その他運送上の危険を生ずるおそれのある貨物
について、必要に応じ、いつでもその取卸し、破棄その他運送
上の危険を除去するための処分をすることができます。同条の
規定による明告及び明記をした場合において、当該貨物が他に
損害を及ぼすおそれを生じたときも同様とします。
(事故証明書の発行)
第三十一条当店は、貨物の全部滅失に関し証明の請求があった
ときは、その貨物の引渡期間の満了の日から十カ月以内に限り、
事故証明書を発行します。

.当店は、貨物の一部滅失、き損又は延着に関し、その数量、
状態又は引渡しの日時につき証明の請求があったときは、当該
貨物の引渡しの日に限り、事故証明書を発行します。ただし、
特別の事情がある場合は、当該貨物の引渡しの日以降において
も、発行することがあります。
第七節運賃及び料金
(運賃及び料金)
第三十二条当店は、引き受けた運送に対しては、運輸大臣に届
け出た運賃及び料金を収受します。

.運賃及び料金は、営業所その他の事業所の店頭に掲示します。

.当店は、収受した運賃及び料金の割戻しはしません。
(運賃、料金等の収受方法)
第三十三条当店は、貨物を受け取るときまでに、荷送人から運
賃、料金等を収受します。

.前項の場合において、運賃、料金等の額が確定しないときは、
その概算額の前渡しを受け、運賃、料金等の確定後荷送人に対
し、その過不足を払い戻し、又は追徴します。

.当店は第一項の規定にかかわらず、貨物を引き渡すときまで
に、運賃、料金等を収受することを認めることがあります。
(延滞料)
第三十四条当店は、貨物を引渡したときまでに、荷送人又は荷
受人が運賃、料金等を支払わなかったときは、貨物を引渡した
日の翌日から運賃、料金等の支払いを受けた日までの期間に対
し、年率十四・五%の割合で、延滞料を請求することがありま
す。
(運賃請求権)
第三十五条当店は、貨物の全部又は一部が天災その他やむを得
ない事由又は当店が責任を負う事由により滅失したときは、そ
の運賃、料金等を請求しません。この場合において、当店は既
に運賃、料金等の全部又は一部を収受しているときは、これを
払い戻します。

.当店は、貨物の全部又は一部がその性質若しくは欠陥又は荷
送人の責任による事由によって滅失したときは、運賃、料金等
の全額を収受します。
(事故等と運賃・料金)
第三十六条当店は、第二十七条及び第二十九条の規定により処
分をしたときは、その処分に応じて、又は既に行った運送の割
合に応じて、運賃、料金等を収受します。ただし、既にその貨
物について運賃、料金等の全部又は一部を収受している場合に
は、不足があるときは、荷送人又は荷受人にその支払を請求し、
余剰があるときは、これを荷送人又は荷受人に払い戻します。
(中止手数料)
第三十七条当店は、運送中止の指図に応じた場合には、荷送人
又は貨物引換証の所持人が責任を負わない事由によるときを除
いて、中止手数料を請求することがあります。ただし、荷送人
又は貨物引換証の所持人が、貨物の積込みの行われるべきであ
った日の前日までに運送の中止をしたときは、この限りではあ
りません。

.前項の中止手数料は、次の各号の通りとします。
一積合せ貨物の運送にあっては、一運送契約につき五百円
二貸切る貨物の運送にあっては、一運送契約につき二千五
百円
第八節責任
(責任の始期)
第三十八条当店の貨物の滅失、き損についての責任は、貨物の
荷送人から受け取った時に始まります。
(責任と拳証)
第三十九条当店は、自己又は使用人その他運送のために使用し
た者が貨物の受取、引渡し、保管及び運送に関し注意を怠らな
かったことを証明しない限り、貨物の滅失、き損又は延着につ
いて損害賠償の責任を負います。
(特殊な管理を要する貨物の運送の責任)
第四十条当店は、動物その他特殊な管理を要する貨物の運送に
ついて、第十四条第二項の規定に基づき付添人が付された場合
には、当該貨物の特殊な管理について責任を負いません。
(荷送人の申告等の責任)
第四十一条当店は、貨物の内容を容易に知ることができないも
のについて、運送状の記載又は荷送人の申告により運送受託書、
貨物発送通知書等に品名、品質、重量、容積又は価額を記載し
たときは、その記載について責任を負いません。
(運送状等の記載の不完全等の責任)
第四十二条当店は、運送状若しくは外装表示等の記載又は荷送
人の申告が不実又は不備であったために生じた損害については、
その責任を負いません。

.前項の場合において、当店が損害を被ったときは、荷送人は
その損害を賠償しなければなりません。
(免責)
第四十三条当店は、次の事由による貨物の滅失、き損、延着そ
の他の損害については、損害賠償の責任を負いません。
一当該貨物の欠陥、自然の消耗、虫害又は鼠害
二当該貨物の性質による発火、爆発、むれ、かび、腐敗、変
色、さびその他これに類似する事項
三同盟罷業、同盟怠業、社会的総擾その他の事変又は強盗
四不可抗力による火災
五地震、津波、高潮、大水、暴風雨、地すべり、山崩れ等そ
の他の天災
六法令又は公権力の発動による運送の差止め、開封、没収、
差押え又は第三者への引渡し
七荷送人又は荷受人の故意又は過失
(高価品に対する特則)
第四十四条高価品については、荷送人が申込みをするに当たり、
その種類及び価額を明告しなければ、当店は損害賠償の責任を
負いません。
(責任の特別消滅事由)
第四十五条当店の貨物の一部滅失又はき損についての責任は、
荷送人が留保しないで貨物を受け取ったときは、消滅します。
ただし、貨物に直ちに発見することのできないき損又は一部滅
失があった場合において、貨物の引渡しの日から二週間以内に
当店に対してその通知を発したときは、この限りではありませ
ん。

.前項の規定は、当店に悪意があった場合には、これを適用し
ません。
(損害賠償の額)
第四十六条貨物に全部滅失があった場合の損害賠償額は、その
貨物の引き渡すべきであった日の到着地の価額によって、これ
を定めます。

.貨物に一部滅失又はき損があった場合の損害賠償の額は、そ
の引渡しのあった日における引き渡された貨物と一部滅失又は
き損がなかったときの貨物との到着地の価額の差額によってこ
れを定めます。

.第三十五条第一項の規定により、貨物の滅失のため荷送人又
は荷受人が支払うことを要しない運賃、料金等は、前二項の賠
償額よりこれを控除します。

.第一及び第二項の場合において、貨物の到着地の価額又は損
害額について争いがあるときは、公平な第三者の鑑定又は評価
によりその額を決定します。

.貨物が延着した場合の損害賠償の額は、運賃、料金等の総額
を限度とします。
第四十七条当店は、前条の規定にかかわらず、当店の悪意又は
重大な過失によって貨物の滅失、き損又は延着を生じたときは、
それにより生じた一切の損害を賠償します。
(時効)
第四十八条当店の責任は、荷受人が貨物を受け取った日から十
年を経過したときは、時効によって消滅します。

.前項の期間は、貨物の全部滅失の場合においては、その貨物
の引き渡すべきであった日からこれを起算します。

.前二項の規定は、当店に悪意があった場合には、これを適用
しません。
(利用運送の際の責任)
第四十九条当店が他の貨物自動車運送事業者の行う運送又は運
送機関を利用して運送を行う場合においても、運送上の責任は、
この約款により当店が負います。
(賠償に基づく権利取得)
第五十条当店が貨物の全部の価額を賠償したときは、当店は、
当該貨物に関する一切の権利を取得します。
第九節連絡運輸
(通し運送状等)
第五十一条連絡運輸に係わる貨物の運送を当店が引き受け、か
つ、最初の運送を行う場合(以下この節において「連絡運輸の
場合」という)において、当店が運送状を請求したときは、荷
送人は、全運送についての運送状を提出しなければなりません。

.連絡運輸の場合において、当店は、荷送人から貨物引換証の
請求があった場合には、当店は全運送についての貨物引換証を
発行します。
(運賃、料金等の収受)
第五十二条当店は、連絡運輸の場合には、貨物を受け取るとき
までに全運送についての運賃料金等を収受します。

.当店は、前項の規定にかかわらず、全運送についての運賃、
料金等を最後の運送を行った運送事業者が貨物を引き渡すとき
までに、荷送人から収受することを認めることがあります。

.第一項の場合において、運賃、料金等の額が確定しないとき
は、第三十三条第二項の規定を準用します。
(中間運送人の権利)
第五十三条連絡運輸の場合には、当店より後の運送事業者は、
当店に代わってその権利を行使します。
(責任の原則)
第五十四条当店は、連絡運輸の場合には、貨物の滅失、き損又
は延長について、他の運送事業者と連帯して損害賠償の責任を
負います。
(運送約款等の適用)
第五十五条連絡運輸の場合には、他の運送事業者の行う運送に
ついては、その事業者の運送約款又は運送に関する規定の定め
るところによります。ただし、貨物の滅失、き損又は延着によ
る損害が生じた場合であって、かつ、その損害を与えた事業者
が明らかでない場合の請求については、この運送約款の定める
ところによります。
(引渡期間)
第五十六条連絡運輸の場合の引渡期間は、各運送事業者ごとに、
その運送約款又は運送に関する規定により計算された引渡期間
又はそれに相当するものを合算した期間に、一運送機間ごとに
十日を加算したものとします。
(損害賠償事務の処理)
第五十七条連絡運輸の場合には、貨物の滅失、き損又は延着に
ついての損害賠償は、その請求を受けた運送事業者が損害の程
度を調査し、損害賠償の額を決定してその支払をします。
(損害賠償請求権の留保)
第五十八条連絡運輸の場合における第四十五条第一項の留保又
は通知は、その運送を行った運送事業者のいずれかに対しても
行うことができます。
第三章附帯業務
(附帯業務)
第五十九条当店は、品代金の取立て、荷掛金の立替え、貨物の
荷造り、仕分、保管、その他の貨物軽自動車運送事業に附帯す
る業務(以下「附帯業務」という)を引き受けた場合には、実際
に要した費用を収受します。

.附帯業務については、別段の定めがある場合を除き、性質の
許す限り、第二章の規定を準用します。
(品代金の取立て)
第六十条品代金の取立ての追付又は変更は、その貨物の発送前
に限り、これに応じます。

.当店は品代金の取立ての委託を受けた貨物を発送した後、荷
送人が、当該品代金の取立ての委託を取り消した場合又は荷送
人若しくは荷受人が責任を負う事由により当該品代金の取立て
が不能となった場合は、当該品代金の取立料の払戻しはしませ
ん。
(付保)
第六十一条運送の申込みに際し、当店の申出により荷送人が承
諾したときは、当店は荷送人の費用によって運送保険の締結を
引き受けます。

.保険料率その他運送保険に関する事項は、店頭に掲示します。


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